旧唐津街道沿い西へ向かって歩いていると、右手に大鳥居が目に入ってきました。
大鳥居も御神門も新しいです。

姪浜住吉神社です。地域の人にお宮さんと呼ばれて親しまれています。
ここ、姪浜住吉神社の起源は、奈良時代にさかのぼり、室町時代に北の海岸近くから、今の場所に移転しました。

神殿のそばに、ご神木 イチョウの木があります。
神殿の屋根と比べると、その高さが分かります。

立派なイチョウです。樹齢700年だそうです。
葉っぱが色づくのは、11月に入ってからでしょうか・・・。見事でしょうね。
お参り後、鳥居を出ようとすると、鳥居に刻まれた文字に目がとまりました。

鳥居の右側の柱には・・・

真新しい鳥居の理由が、これで分かりました。
2005年3月の福岡西方沖地震で、大鳥居や御神門が倒れてしまい、その再建の資金をどうしようかと悩まれていたところ、いろんな方のご縁で、宮司さんが「クイズ・ミリオネア」に出演することとなったそうです。
(私も当時テレビのニュースで、倒れた鳥居の映像を見たことを思い出しました)
そして見事1000万円ゲット。賞金と寄せられた浄財とで、無事新しく大鳥居と御神門を再建することができたそうです。
海上安全、交通安全、厄除け、災難除け、安産、商売繁盛の御神徳の姪浜住吉神社ですが、クイズにチャレンジされる方、この鳥居をくぐってクイズの必勝祈願に参拝されてはいかがですか?
『姪浜住吉神社』
所在地 福岡市西区姪浜3丁目5-5(地図)
★姪浜の歴史を、ちょっと調べてみると、、、
古事記によると、神功皇后が西暦200年、応神天皇を胎内に宿したまま三韓へ遠征された折り、住吉三神の霊験あらたかに無事帰国された、とあるそうです。
帰国の折り、神功皇后は小戸付近の浜に上陸し、濡れた衵(あこめ)の衣を乾かされたので、衵ヶ浜(あこめがはま)といい、それが転じて「めいのはま:姪浜」という地名になったそうです。
今は埋めたてれられた海岸ですが、姪浜から足を伸ばして小戸公園を散策するもよし、マリノアシティで観覧車に乗って眼下の景色と歴史に思いを馳せてもよし、、、中世・近世とその後の歴史も興味深い姪浜です。
★「神功皇后」といえば、、、
東区の『香椎宮』、名島の『帆柱石』の伝承と、このブログの中でも何度か登場してます。神話には全く疎いのですが、身近な場所に伝承や繋がりを見つけると、楽しいものです。
福岡は、街を知れば知るほど、いろんな時代の歴史に触れることができます。
