平成22年1月10日(日)、今年最初の庚申(かのえさる)の日、早良区藤崎にある猿田彦神社では厄除け祈願の神事”初庚申大祭(はつこうしんたいさい)”が行われました。

当神社の祭神、猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)は、物事のはじめに災害を祓い、良い方向へと導く「啓(みちび)きの神」とされます。以前は災難除けでのお参りが多かったのが、最近は新しい良い道が開けるという広い解釈で進学・学業成就祈願や、”サルは木から落ちない”ということから、合格祈願の参詣も増えてきているそうです。

(賢くなーれ!とヨシヨシ。頭が光輝いています)

(手水舎には落ちないサルがしっかりぶらさがっています)
ふだんは閑散とした当神社。この日ばかりは狭い境内に露店や参詣の人でイモ洗い状態。参詣だけの方もいらっしゃいますが、多くの方がお求めになるのは、猿面や福笹。庚申の日に猿面を受け、家の玄関や門口にかけておくと「災難が去る(サル)」と言い伝えられていることもあり、福博の町ではおなじみです。

今年は日曜日と重なったため、1日中大行列。私が伺った10時前は、そのブロックをぐるーっと取り囲むほどで1時間半から2時間待ちということで、一旦退却。

(行列はどこまで続くのでしょう)
例年なら並ばずに参詣できる17時過ぎを狙って再チャレンジ。が、・・・。今年はこの時間でも1時間10分待ちとのこと。ここまできたら!と列に並ぶこと50分。やっとお参りすることができました。猿面は手に入れることができましたが、残念ながら福笹は売り切れていました。


(忘れずにこの日だけ販売される”さるあめ”も購入。黒糖味で、味わいのある表情がいい感じです)
警備の方によると、開始時間のまだ暗い5時半にはすでに行列ができていて、長い時は400メートル(2時間強)もの列だったとか。宮司さんに伺うと、例年なら列が途切れる時間があるけれど、今年は1度も途切れなかったそう。参詣が終わって神社を出る頃は18時をまわっていましたが、この頃に来られた方には、今日のところは19時までの参詣は難しいので2番庚申に、と説明をうけていました。

(この時間(18時過ぎ)でもずーっと列は途絶えることなく続きます)
それだけ、「災難がサル」「不況がサル」など、皆さんのおサルさんにかける願が強かったのでしょうか。おそるべし、サルパワーです。
このありがたい猿面は、60日に1回ある庚申の日にお買い求めいただけるので、今回逃した方は次回は3月11日(木)午前8時からお求め下さい。
この日、高取商店街では、この初庚申大祭を盛り上げるために、湯茶のサービス(午前中)やセールを行いました。

(無料休憩所です。温かい梅昆布茶やしょうが湯が、行列で冷え切った身体にはありがたい)

今年商店街が準備したのは、200円の御”猿”袋(ごえんぶくろ)。

エコバックの中には福岡市指定のゴミ袋5枚が入っていました。そして、御縁がありますようにとの願いを込めて、ひもに結ばれた5円玉が手渡されました。やすらぎ荘への募金で間接的にボランティアができ、エコバックで環境にもやさしい、新年早々なんとな~くいいことをした気分になりました。

お参りされた方やこのブログをご覧の方の「災難がサル」ことと、それに続き「福がきたる」ことをお祈りいたします。
