
博多の街に初夏の訪れを告げる「船乗り込み」が今年も開催されました。
船乗り込みとは、歌舞伎興業の際に役者が<ご当地到着>を船に乗ってお披露目する歌舞伎独特の伝統行事です。
今年で8回目を迎えるこの伝統行事、いまでは博多の街の初夏の風物詩となっています。
今日は、この"船乗り込み"をレポート(?)すべく川端通商店街を訪ねました。
「当日は1時くらいに"ぜんざい広場"にきんしゃい!」という商店街の方々のお言葉に甘え、部の仲間3人でお邪魔すると・・・
「おおう、いらっしゃい!いい席取ってしっかりPRしてね!(^_-)」と笑顔で迎えてくださった商店街のみなさん。お揃いの法被姿で、会場整理や案内などで大忙し。


橋の上にも人がいっぱい。今か今かと船の到着を待ちます。
ここにも商店街の方々の姿が。チラシを配り、船乗り込みをPRします。


対岸では、「福岡藤本会」のみなさんが「博多祝い歌」「博多どんたく祝い歌」などの演奏で船乗り込み見物に来た方々の耳を楽しませます。
三味線、笛、太鼓、お唄と総勢50名からなる壮麗なお囃子隊が、一糸乱れず博多の伝統楽曲を奏でます。

午後1時20分過ぎに、パンパーンと勢いのいい花火の音。
上流の清流公園を船が出発した合図です。
一瞬、あたりに緊張した空気が流れます。
「時間通りやね」と商店街の方。進行がとても気になる様子。
花火の合図から15分ほどで、先頭の船が姿を現しました。
続いて尾上菊五郎さん、市川佐團次さん、尾上菊之助さん…6月大歌舞伎に出演なさる役者さんと地元の名士を乗せた船がゆっくりゆっくり進みます。博多のファンに船上からごあいさつ。


待ってましたとばかりに舞う紙吹雪。笑顔で答える役者さん。
博多川に華やかで、和やかな雰囲気が漂います。



おやっ、こちらの様子をカメラに収めている役者さんも・・・。
なかなかユニークです。

"ぜんざい広場"前にすべての船が接岸し、口上が始まります。


これは、今回の演目や演じる役者さんのご紹介のようなもの。
「音羽屋」「萬屋」「成駒屋」と威勢の良い屋号のかけ声と、人々の拍手が響きます。
会場がもっとも盛り上がる瞬間です。


(部の仲間たちも違ったアングルで撮影中…)
無事口上を終えると、船は一台ずつ岸を離れリバレインへと向かいます。
ゆっくりと両岸のギャラリーに笑顔で答えながら。


(博多券番の芸妓さんたちも船の上からごあいさつ)

(最後尾は那能津会の方々)
川面に浮かぶ紙吹雪・・・。

実はこれ、水に溶ける和紙で出来ているのです。
環境にも優しい博多の伝統行事なのでした。

お次は、口上を受ける川端地区の役員の方々をパチリ。

いつも最上のお席をありがとうございます!
見物の人々が去った後、商店街の方々は最後のお片づけ。
川端通商店街総出のイベントは盛況のうちに終了したのでした。


粋で華やかな時間をありがとうございました。。。
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『6月博多座大歌舞伎』
NINAGAWA 十二夜
平成18年6月5日(初日)~28日(千秋楽)
午前の部 午前11時開演
午後の部 午後4時30分開演
詳しくはTEL 092-263-5555博多座まで。



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