4月16日、前日の雨が嘘のような好天の日曜日、地元小学生や父兄31名が参加して名島の歴史と自然を再発見するウォークラリーが実施されました。

名島商工連合会では名島の歴史にちなんだカレンダーや名島生活マップを制作、地元公共施設や住民に配布するなど地域の活性化と地域貢献を目的とした「街づくり活動」を実施しており、今回のウォークラリーもその活動の一環として名島地区の素晴らしさをまず地元の皆さんに改めて知ってもらおうと同商工連合会が「名島おやじの会」や「福岡野鳥の会」の協力を得て開催したものです。

(地図や名島周辺地が詳しく掲載、充実の生活マップ)
この日は、3班に分かれてカレンダーや生活マップに掲載されている歴史・自然のポイントのうち9箇所を実際に探索、約6キロの行程を踏破しました。

(子どもたちは途中ポイントごとでの説明に真剣に耳を傾け、クイズを解き明かしていました。)

(途中、多々良川河畔でバードウォッチング。その先は・・・)

(絶滅危惧種に指定され、世界中で約1500羽にまで減ってしまったクロツラヘラサギ等がインドネシア等の南方からシベリアへの帰途、河口近くの中洲で羽を休めていました。)
約3時間半後、ゴールの名島神社に到着した時は、みんなお腹ぺこぺこ。
境内の脇に準備されていたテーブルを囲んで振る舞われたおにぎりと豚汁に舌鼓を打ち、おなかを満たして全行程を終了しました。

(心地よい疲れと青空のもと食べるおにぎりは格別!)
参加した小学生(6年生)の話
「楽しかった。はじめて行った所がたくさんあって勉強になった。名島水上飛行場跡や多々良川湖畔でのバードウォッチングなどが面白かった」
2人のお子さんと参加してお母さんの話
「名島に引っ越してきて4年になりますが、外に出る時はいつも車で、付近を歩いて見回ったことがほとんどなく、こんな身近にすばらしい史跡がある事を知り、参加させていただいて本当によかったです」
行程
1.名島水上飛行場跡

昭和6年、「空の英雄」リンドバーグが世界一周の途中で立ち寄ったことで有名
2.岩見重太郎生誕の地
戦国時代、筑前国を治めていた名将小早川隆景の家臣で妖怪やヒヒ、山賊退治をしたという伝説の剣豪生誕地
3.わくろ石

昔、松崎地区の農民が「雨ごいの神」として祀っていたカエルの形をした自然石
4.陣の越公園
新田義貞らに追われて、一時九州に逃れた足利尊氏が、隈本の豪族菊池軍勢と北九州の覇権を争った多々良川の合戦で本陣を敷いた小高い丘
5.多々良川河畔公園
越冬のためにシベリアからわたって来るサギや鴨など、いわば渡り鳥の銀座。キンクロハジロなどの鴨やサギ、カモメなどが川面や中洲で戯れていています。
6.名島橋
昭和8年、3代目の名島橋として建設された、当時としては先進的な鉄筋コンクリートのアーチ橋で、新潟県の万代橋と並んで、デザイン的にも大変貴重な橋
7.名島発電所跡

大正9年、今から85年前、東洋一の火力発電所として竣工
8.檣(ほばしら)石

国指定天然記念物。
神功皇后が乗っていた船の帆柱が、化石になったという言い伝えがあるが、実際は約3500万年前の珪化木(けいかぼく)が石化したもの
9.名島城跡

大友宗麟配下の立花城の支城であった地に、豊臣秀吉より筑前国主に任ぜられた小早川隆景が構えた城。その後、黒田長政が福岡城を築き、わずか12年でその役目を終えた。
「名島商工連合会」
代表者:佐伯 毅
会員数:57人
所在地:東区名島2丁目35-20(地図)
設立:昭和28年4月
