恵比寿祭り(川端通商店街)

川端通の「せいもん払い」は、この祭りの始祖八尋利兵衛さんの墓前に期間中の無事と成功を祈願することから始まります。

11月14日の午前中、上川端商店街振興組合と川端中央商店街振興組合の役員をはじめ関係者が揃って利兵衛さんが眠る順正寺に向かいます。

今年は、上川端商店街と川端中央商店街が合同で利兵衛さんにご挨拶。


(せいもん払いが無事でありますように・・・)

さすが、地元のお祭りとあってテレビ局の密着取材も。せいもん払いの歴史などを説明なさっています。
利兵衛さんの墓前に報告を済ませた後は、櫛田神社境内にある「恵比寿神社」で成功祈願祭。

一同、真剣な面持ちで祭りの無事を祈ります。


(理事長による成功祈願の発声。全員が唱和します。)


(祈願祭が無事終わり…最終準備が待っています)


さあ、いよいよ大売出しの始まりです。


(この箱が目印!)

15日から17日の3日間、上川端商店街では各店でお買い物された方先着20名様に「えびすくじ」をプレゼント。


(え、び、す、それぞれの賞品です)

「日本一のえびす米」

「ぜんざい券」

「特製一筆箋」

「大福帳」

などがもれなく当たります。


上川端商店街で期間限定の運だめしをしてみませんか。


(写真は昨年の様子)

【せいもん払いについて】
博多で誓文払晴の売り出しが始まったのは明治12年12月3日(恵比寿祭日)で、川端の漬物商八尋金山堂の主人、八尋利兵衛さんが大阪の12月20日の恵比寿祭りの安売市を見て、その飛ぶような売れ行きに驚き、「ぜひ博多でも実現したい」と呉服屋さんを説いて廻って始めたのが最初です。

当時の大きな呉服屋では「売出し」「安売り」はノレンの恥だという風潮がありました。事実、「安売り」は店じまいを意味し、そんな事をしなくても、自分の店には代々続いたお得意様が動かずについているので、売り出しをする必要がないという意見が多数でした。

それでも、大阪恵比寿祭りの賑わいを忘れられない利兵衛さんは呉服屋さんを説得して歩き、最終的に「年に一回のお客様への利益還元」という商人の心意気の話に当時の呉服店の大店、福岡の岩田屋と博多網場の袋屋が「やりましょう」と賛成してくれて無事開催へとこぎつけたのです。
こうして始めた大売出しは予想以上の大賑わい。

現在の「せいもん払い」の基礎となったのです。

<出典:雑学富貞月亭(ふていがつてい)より抜粋>


最後に、上川端商店街の事務長さんにコメントをいただきました。
(理事長さんは別件の取材でご不在でした)

「126年もの長きにわたり受け継がれてきたこの博多の伝統を守り続け末永く後世まで伝えて行きたいとの一心で川端通のみなさんは日夜努力しています。
ぜひ博多商人の心意気に触れにいらしてください。」

上川端商店街振興組合
会員数:96名(役員13名)
所在地:博多区上川端町(西鉄バスキャナルシティ博多前より徒歩すぐ)
形  態:振興組合(昭和24年に商店街設立、昭和46年に振興組合化)
特  徴:福博商人の文化・伝統(「博多どんたく」「祇園山笠」「博多おくんち」など)を継承しつつ、キャナルシティ博多や博多リバレイン等の大型商業施設と共存することにより、新たな方向性を見出している。
中高年齢者を中心客層とする店舗が数多く存在するため、商店街が高齢者のオアシスとなり、高齢者のニーズを満たす場を満たす場を提供することを使命と考え街づくりに取り組んでいる。

« 前の記事 | HOME | 次の記事 »

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.fukuoka-shotengai.com/mt-cgi/mt-tb-b.cgi/752

コメント (3)

ゲスト:

川端のせいもん払いは毎年楽しみにしています。

uno:

もうお楽しみいただけましたか?
今日、川端通の様子を見に行ってきました。
お買い得品満載のワゴンが所狭しと並び、威勢の良い掛け声があちらこちらから聞かれました。
川端ぜんざいも大盛況、街が活気づく楽しい時期ですよね!

ゲスト:

おもしろかつた
--------

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

この記事について

2005/11/14に投稿された記事のページです。

ひとつ前の記事
「濱長」のたまり漬け(ネクストステージ主船司)

次の記事
博多の「福」をプレゼント!

この投稿者の記事

Powered by
Movable Type