アートガラスとはガラスや鏡に絵や模様を彫って飾りを施したガラス彫刻で、この工房にはグラスなどの小さなものから、畳一枚ほどもある大きなものまで様々な作品があります。
山本さんは、深く彫ったり浅く彫ったりと彫る深さを変える事により立体感を表す「段彫り」という技法を用いて作品を制作しています。

(彫っているのに飛び出してきそうな立体感)
あっぷるさんでは体験レッスン(材料費込2,000円)を受ける事ができます。私も挑戦してみました。
この体験レッスンでは、ガラス表面に砂(研磨剤)を吹きつけて彫刻するサンドブラストという技法を用います。

(絵柄を書いた紙を粘着テープでグラスに貼り付けます)

(輪郭に沿ってカッターで切り取り、削りたい部分のシールをはがします)

(圧縮空気で砂をガラス表面吹きつけて削ります※写真は作品制作中の生徒さんです)

(残りのシールを剥がしてできあがり)
体験レッスンの所要時間は1~2時間程度、初めての私にも難しくなく、楽しんでできました。(もちろん山本さんや生徒さんなど上級者はもっと複雑な工程を踏みますが・・・)

(初心者の方でもこんなにかわいいグラスが作れます)
アートガラスはそのままインテリアを兼ねた鏡として使うのはもちろん、額に入れると絵画のようにもなるし、ドアにはめ込んだり、パーテーションとしても使えます。
作品は全て山本さんの手作業なので、お客様が描かれたイラストを元に制作する事もできますし、山本さんがデザインから起こす事もできます。デザインは、1枚目の写真のようなアールヌーボー調や最後の写真のような古典調、他にも日本画風やポップなものなど様々なタッチができるそうです。
結婚祝いや新築祝いなどに毎回山本さんの作品を贈る方もいらっしゃるそうです。
この作品は3年前に山本さんが当所主催の女性塾に参加、それが縁で知り合った幼保園「しあわせな木」園長の二宮香代子さんが園を設立される際に山本さんに依頼したものの一つです。
色をつけることでガラスの研ぎ澄まされた美しさが、温もりを持った柔らかな美しさへ表情を変えます。

(温かな園の雰囲気にぴったりです)
「制作中は彫っている部分以外に傷が入らないように覆っている布を最後に外して全貌が現れた時に一番感動します。何年経ってもこの感動は変わりません。
いつ見ても変わらないガラスの美しさ、色のない美しさを皆さんにも知っていただきたいです」と山本さんはおっしゃいます。
心も清らかになりそうなガラスの美しさに触れてみてください。

『アートガラス工房あっぷる』
住所:福岡市西区野方3-16-17(地図)
TEL:(092)811-0750
(ご訪問の際は事前にお電話をお願いします)
営業時間:10:00~15:00(日曜休み)





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