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「一膳めし青木堂」でお腹も心も満たされて(大名紺屋町商店街)

天神の大名地区と言えば、オシャレな若者の町、というイメージがある中で、ここに長年親しまれている昔ながらの食堂があります。
「一膳めし青木堂」は現在2代目の青木仁一郎さんと3代目の秀徳さん親子を中心に昭和32年から続くこの店を守っています。

ガラガラとドアを開けると、「いらっしゃいませ!」「こんにちは!」と威勢のいい声がとんできました。
まずは、ご飯の大きさ、お味噌汁の種類を選びます。
ご飯の大きさは3種類、大200円、中160円、小140円。
ネギ、あげ、豆腐が入ったお味噌汁(ノーマル)は110円です。


(初めてご来店の方も安心の「青木堂の歩き方」)

次にショーケースから好きなおかずを選びます。


(お惣菜は約40種類。お腹の空き具合に応じて何品でも選びましょう)


(いい色です!おかずは冷めていても温めてくれます)

自分でチョイスした「一膳めし」の完成です!


(この組み合わせで500円!写真のご飯は小サイズです。ほんのり甘みのある肉じゃがに、衣がサクサク白身魚。)

取材中、若い女性が1人でご来店。すると、店員さんが「そっちは寒いよ。この席がいいよ!」とエアコンの風が直接当たらない席にご案内。嬉しい気配りです。
今度は小さなお子さん連れのお客さんです。すかさず奥のお座敷にご案内。ごく自然に振る舞われる気遣いにこちらまで気持ちが和みます。


(多くの人で賑わう店内。アットホーム感、スピード提供を心がけているそうです)

店内にはスーツ姿のサラリーマンや美容室、服屋の若い店員さん、工事現場の方など多様な職種、幅広い年代のお客さんがいます。
なので、伝統を守りつつ新しさも取り入れる事が必要になります。


(単品料理も充実。当店人気のふわふわオムライス)


(若い人向けにはボリュームたっぷりソースカツ丼!)

店舗の入れ変わりが激しいこの大名で約半世紀も店を続けるのは大変だと思いますが、これまで店を続けてきた秘訣は何だと思いますか?という質問に3代目秀徳さんは、
『変わること、変わらないこと』。お客様の年齢、ご職業は年々変わってきています。今でこそ『若者の町、大名』というイメージが定着しつつありますが、その時々のお客様に合ったニーズを感じ取り、どういうスタイル、どういう好みがあるのかを自分たちなりに考えて、入りやすいイメージを考えて形にしています。
ただ、老舗として変えてはいけないものもあります。味、人間くささ、アットホーム感。味は長年親しまれてきたものですから、それを求めて来られるお客様を裏切る事はできません。
毎日仕入れでいつも新鮮なものをご提供、大名の『おうち』、大名の『台所、食卓』としての責任感みたいなものはありますね」と頼もしい言葉。


(3代目秀徳さんと4代目秀都くん。秀徳さんは青木堂を継ぐために大学卒業後、経営・接客・調理全てを学べる東京の大手飲食店で7年修行されたそうです)

ここで、創業当時の貴重なチラシや写真を見せていただきました。


(朝食25円!歴史を感じます)


(30年近く前の写真。街並みもずいぶん変わったそうです)

お店を出る時には背中越しに「いってらっしゃい!」の声。「またひと頑張りするか!」と心のエネルギーも補充してくれる老舗食堂でした。

『(有)青木堂 一膳めし青木堂』(大名紺屋町商店街)
【住所】福岡市中央区大名1丁目11-28(地図)
【TEL】092-751-0144
【営業時間】月~土8:30~21:00(LO20:30)
      祝11:00~17:00
【定休日】日曜日(盆、正月休み) 

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2006/06/14に投稿された記事のページです。

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