「博多水無月」を作っていると聞いて、和菓子の「玄海堂」を訪ねました。

202号線バイパスを西へ向かい室見川にさしかかると、小田部大橋が早良区と西区を繋いでいます。

(下流から望む小田部大橋)
この橋から上流一帯の堤は桜並木が連なり、季節ともなれば花見の名所です。週末にはバーベキューを楽しむ市民でにぎわいます。ビールを片手に肉を焼いているのを横目にしながらのウォーキングは、なかなかにつらいものがあります。

(背振山系を遠景に、桜並木と河畔の公園)
小田部大橋の手前の信号を室住団地の方へ左折して、一つ目の信号を越えると左手にお店が見えてきます。博多水無月の幟ですぐにそれとわかりました。

(博多水無月の青い幟を立てた「玄海堂」)
きょうはご主人はお出かけで、二代目の緒方正雄さんが迎えてくれました。

「水無月をやっている他のお店では、フルーツや抹茶、きな粉などでそれぞれに特色を出していらっしゃいますが、当店の水無月は、オーソドックスでシンプル。これから夏に向かって、水ようかんなどがよく出るようになりますね。最近は三色のわらび餅が人気ですよ。」
他に人気のお菓子はとお尋ねしたら「麩万十(ふまんじゅう)」と「もちもちしゅくりーむ」が一番の売れ筋だそうです。

(水無月(左)と麩万十(右))

もちもちっとした食感のシュークリーム「もちもちしゅくりーむ」すき間なくぎっしりリッチに詰まったカスタードクリームはさっぱりしていて、いくつでも食べられそうです。
和菓子屋さんだから、この独特のしっかりした食感は米粉か何かで出すのかなと思ったのですが、タピオカ系のデンプンだそうです。
「以前は洋菓子も作っていたんですが、和菓子が忙しくて手が回らなくなりまして、今ではシュークリームだけです。注文があれば、お祝い事の和菓子のほかに、バースデーケーキなどの洋菓子も作りますよ。」説明してくれている間にも、常連の奥様が贈答の相談に来店されました。

(慶事用の商品サンプルケース)
また、ショーケースには独創的な和菓子が並んでいます。最近の新商品は主に正雄さんのアイデアによるものだそうです。
「室見の鮎」は、さわやかな柚子の香りの白餡が上品で控えめな甘さです。

(最中「室見の鮎」)
ところで、この4色の大福が気になるんですが?
「生クリームの大福で、冷凍でお出ししていますので、食べるのにちょっと手間がかかります。(^^;」
??
「食べる前に常温で、夏なら20分、冬なら40分程度、解凍してから食べて下さい。」

(見た目は和風の大福、食べてみるとフルーティーなイチゴや香ばしく苦味の効いたコーヒーなど洋風のアイスクリームのようなデザートです。)
室見川は大都会福岡の中でも、気軽に出かけることのできる市民の憩いの場、身近なオアシスです。
炭や肉を担いでバーベキューに出かけて盛り上がるのも楽しいのですが、水無月をいただきながら木陰で涼をとり読書、なんていうのもきっと素敵です。




おいしそう~っ
生クリームの大福おいしそう~。
室見の鮎も情緒あふれていますね~。
穴場なお店に隠れた名菓ありっていう感じですねっ。
これからもどんどん紹介してください。
なんだか発見が多くて感激ですっ。
Re: おいしそう~っ
コメントありがとうございます。
単価もだいたい110円が中心で、気軽にのぞいて買っていくといった感じの、ご近所で親しまれ愛されているお店だなぁと思いました。